僕のため
僕が この苦しみと出会って
初めて あなたの苦しみが わかった気がする
何かに対する 恐怖心 苛立ち
どうしようもない気持ちで 自分を傷つけること
いつも 心は1人ぼっち
大好きな人の声も届かない
きっと あなたも こんな風に思っていたんだと思う
心配してくれる誰かの言葉が 優しい言葉が
こんなにも 重く感じるなんて
『好き』 『信じてる』『大事だよ』
『大丈夫?』『生きろ』『 死ぬな』
そんな言葉で 僕はきっと あなたを苦しめていたね
無神経で ごめんね
でも 僕が言った言葉は 全部本当の気持ちだった
僕はこの苦しみと出合って
あの時の僕の気持ちも あの時のあなたの気持ちも
少し わかるような気がするんだ
どうしたんだろうね 今も 昔も 僕は僕なのに
こんなにも 気持ちが変わって
僕が一番驚いてるよ
だけど僕は 少しずつだけど
大人になっていってるんだと思う
いろんな気持ちを 知って いろんな考えを 知って
今は ちょっと 苦しいけど
きっと この気持ちも いつかかわる日が来る
あなたのおかげで 僕は少し大人になりました
今の僕にできることは ただひとつ
未来の僕のために 今 生きていくこと
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砂漠
砂漠に花は咲かない
水がないから
ただそれだけ
そんなに不思議じゃない
砂漠で咲く花を
頑張って咲く花を
知っているのはあなただけ
砂漠の花を見た事のない僕は
あなたの知る砂漠の花が見たかった
僕は砂漠を歩き続けたけど
砂漠に咲く花を見つけられなかった
やっぱり僕は
砂漠の花を見ることができなかった
僕がいる場所が砂漠で
僕があなただけに見える花なら
僕に少しずつ水を運んでくれるのはあなたで
僕はいつもあなたを待っている
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